「まるでワインの自動販売機のようなユニークさも、外国人観光客に好評です」と語る営業課料飲係長の太田誠氏。オプションの専用キャビネットにより改装・造作不要で設置可能
富士ビューホテル
ワインサーバーで
ワインバーも手間なく簡単に実現
「2013年に富士山が世界遺産に登録されてから、外国からのお客さまが急激に増えたことにより、ワインを楽しむ環境を充実させたいと考えるようになりました」
そう語るのは「富士ビューホテル」営業課料飲係長の太田誠氏。富士ビューホテルは、雄大な富士山を正面に望むマウントビューと河口湖が一望できるレイクビューの部屋が自慢のリゾートホテルだ。四季折々の景色が楽しめる3万坪の庭を所有し、日本人のみならず多くの外国人観光客が訪れる
外国人観光客からバーを使いたいという要望や、日本人観光客からの「地元のワインを楽しみたい」というニーズに応えるため、ロビーやテラスなど好きな場所でワインを楽しめるように、ラウンジにワインサーバー「エノマティック」を今年2月に設置した。
エノマティックはワインボトルに窒素ガスを充填させ、庫内はワインの保管に最適な温度に保ち、ワインを新鮮な状態で抽出することができるシステムだ。プリペイド式のカードを機器に差し込み、好きなワインを注ぎ、精算する。
enomatic elite シリーズ 収容本数:4、8、16本の3タイプ 設定可能温度:6〜18 ℃ (2種の温度設定が可能) 冷却:コンプレッサー方式 価格:108万円〜(税別) |
初めての人でも使いやすい操作性とセルフサービスで提供できるため、余剰な人件費がかからない点が導入の決め手となった。
「せっかく山梨に来ていただいたからには、県内のワインでおもてなししたい」
と太田氏。常時4~8種類の山梨産ワインが500円から楽しめる。エノマティックが設置されたラウンジは、営業時間後はフリーで開放されるため、ワインを片手にゆっくりとした時間を過ごす宿泊客の姿も多いという。
導入のための改装費、導入後の人件費をかけずにインテリア性とエンターテイメントを併せ持ったワインバーを実現。エノマティックはお客さま、ホテル側のニーズを簡単に叶えるソリューションである。
ラウンジでワインを楽しみながらゆっくりと過ごしてほしいという思いから日本の魅力を伝える書籍や雑誌をそろえた本棚を設置
富士ビューホテル
住所/山梨県南都留郡富士河口湖町勝山511
TEL/0555-83-2211
問い合わせ受付時間/9:00 〜 18:00