「五感を刺激する空間作りをテーマに、このスペースを立ち上げました。その味覚の部分で、日本各地を訪ね歩いて出合った日本ワインの美味しさと造り手の思いを地元・綾瀬の方々に伝えたいと願い、『エノマティック』を導入しました」と話すのは、「&VILLAGE」代表の井上雄亮氏だ。
「エノマティック」とは、抜栓後のワインボトル内に窒素ガスを充填させ、適温の温度管理をすることでワインの品質を約3週間以上保ちつつ、設定した抽出量のワインをタッチパネルで誰でも簡単に注げるシステムだ。プリペイド式カードの利用により、セルフでのワイン提供が可能となるため、飲食店はもとより、ここ「&VILLAGE」のようなサービススタッフが常駐しないスペースでの導入メリットも大きい。
「日本ワインの素晴らしさを伝えたいという夢をこの『エノマティック』に託しました」
綾瀬の電子機器メーカーから、新しい日本ワインの可能性が発信されている。