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トルナーレ日本橋浜町
アルポンテ

レストランならではの
「エノマティック」の使い方

エノマティックワインサーバーはワインバーや酒販店など「アルコールメインの業態」で活用されています。今回は「食事主体の業態」であるレストランのエノマティック使用法を、イタリアンレストラン アルポンテのオーナーシェフ原 宏治さんにうかがいました。

●アルポンテ オーナーシェフ 原 宏治
20歳より料理の世界に入る。はじめはフランス料理を勉強するが、25歳よりイタリア料理に転向、九段「ラ・コロンバ」西麻布「アルポルト」のセコンドシェフを務め、イタリアで地方料理を訪学し、1990年9月「アルポンテ」シェフに就任。現在に至る。

●導入機器
エノマティック クラシック4本タイプ

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A : 店舗の移転の際に導入を決めました。はじめはバーカウンターでグラスワインを提供しようかなと色々と考えていました。しかし、レストランはワインバーとは違い食事を楽しんでいただく場です。最終的にレストランとしてお客様へのサービスの中でエノマティックを活用することにしました。



A : エノマティックの4本タイプを赤ワイン用に使用しています。カウンター内にエノマティックを設置してホールスタッフがエノマティックからワインを注ぎ、テーブルにお持ちします。




A : エノマティックを使うとワインの保存期間が長いのでロスが激減しました。以前は週末に抜栓したワインが残ってロスになってしまうこともありましたが、今はロスになるものはほとんどありません。

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A : はい。最近は女性お1人のお客様も増えてきました。また、ワインは好きだけれど量は飲めないというお客様もいらっしゃいます。その様なお客さまもエノマティックがあれば上質なワインをグラスで楽しんでいただけます。

お客様に喜んでいただきたいのはもちろんですが、お店としては抜栓したワインをロスにならない様に売っていく必要があります。エノマティック導入前はどのタイミングでどのワインを開けるかはスタッフ間でその都度確認が必要でした。今では各スタッフの判断でワインを開けられるようになりました。「ワインをロスにしないように売らないと」というストレスも減り、余裕を持ってワインをおすすめできるようになりました。

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A : 今後は高価なビンテージワインを期間限定で提供するといったイベントもできると思います。ワインの保存期間が長いので「○月○日から□日までの間に来て下さい」と余裕を持ってお客様にアナウンスできます。



ワインバーではエノマティックをカウンターでグラスワインを提供するのに使用するのでしょうけどレストランにはレストランの使い方があります。レストランにとってエノマティックは、サービス向上とロスの減少はもちろん、スタッフ間のコミュニケーションを円滑にする最高のツールとなっています。

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アルポンテ

住所/東京都中央区日本橋浜町3-3-1
   トルナーレ日本橋浜町2F
電話/03-3666-4499
営業時間/
   ランチタイム:
    11:30~15:00 (13:30 ラストオーダー) 
   ディナータイム:
   17:30~23:00 (21:30 ラストオーダー)
HP/http://www.alponte.jp

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